院長プロフィール
院長 中島 俊明
国立市生まれの国立市育ちです。ふたば幼稚園→国立第八小学校出身。
物心がついた頃から自動車が好きで、大学は機械工学を専攻(熱流体分野 博士課程前期修了)。大学での研究テーマは、ディーゼル排気煙を対象にした計測装置の研究開発※1でした。(ディーゼル排気煙は、ウイルスと同等のサイズでエアロゾルに相当しています。最近の新型コロナウイルス報道にて、エアロゾルという言葉も馴染みがあると思います。)
卒業後、トラックメーカに就職しエンジンの基礎研究に従事した後、乗用車メーカに転職。エンジンの先行~量産開発に従事しましたが、忙しい仕事が続き体調を崩してしまいました。
そんな時、鍼灸に出会い、1回の施術で体調が改善したことに驚きを覚えました。
その後、家庭の事情もあり地元国立に戻り、計測器メーカに再就職。ここで研究開発~生産に携わり、電気の基礎を学びました。環境が変わったことや、鍼灸の効果もあり、体調もすっかり元に戻り心身ともに余裕が出来た私は、同様な苦しみを持つサラリーマン達を救えないか? ということを本気で考えるようになりました。
そこで、鍼灸を施術する立場になろうと考え 一念発起し鍼灸学校に入学。
実技,座学を受けているうちに、
- 多くのツボは、構造力学的,西洋医学的にもっともな位置に存在すること。
- 鍼の効果として、金属が体に触れることにより発する微弱電流により施術効果が得られること。
- 東洋医学の言い伝えの一部は、科学的知識からも理解できること・・・
という事に気付き、東洋医学と科学(構造力学、電気※2)の両輪にて、鍼灸施術することを決意。
幸運なことに、在学中より昭和最後の名人と呼ばれる先生のもとで東洋医学、および鍼灸技術を学ぶ機会に恵まれました。このような経験から当院では、科学と東洋医学に基づく鍼灸技術を融合させた施術を行なっています。
※1 Temporal measurements of mass concentration of soot aggregates in diesel exhaust by a two-wavelength extinction method. [T Kamimoto, T Nakajima, Y Kawashima] International Journal of Engine Research, vol. 5, 5: pp. 453-465. , First Published Oct 1, 2004.
※2 当院では、金属種を使い分け(ステンレス,銅,アルミ)人体の微弱電流を整えます。電源を用いた通電施術(パルス施術)は行いません。