刺すのではなく皮膚に当て “さすったり”、”押したり” する鍼があります。低刺激なので、乳幼児に使用されることも多く小児鍼と呼ばれることもあります。当院では刺さない鍼の技術向上に努めた結果、刺す鍼を超える施術効果が得られるようになりました。そのため現在、一般的な刺す鍼の使用を中止しています。

鍼と聞くと注射の痛さ、裁縫針を指に刺した時の痛さを想像する方も多いと思います。実は鍼灸の鍼は、痛みに関して鍼自体も工夫（鍼の太さは髪の毛と同等）されている上、技術のある鍼灸師によって施術するので、多くの場合、痛み^※1を感じることはありません。
刺さない鍼の技術が向上したため、現在、刺す鍼は “貼る鍼^※2” を補助的に使用しているのみで、一般的な刺す鍼の使用は中止しています。

施術者がもぐさをひねり、お客様に据えます。線香で着火し、火力を施術者がコントロールします。効果として『血流を改善』『傷んだ細胞の修復を早める(外傷,変性等 )』『自律神経を整える』等があります。判りやすい効果として、内出血が 早く治ります。

台座の裏面がシールになっており、予めもぐさがセットされているもの。施術者がライターで着火後、お客様の肌に貼ります。効果として『血流を改善』『傷んだ細胞の修復を早める』『自律神経を整える』等があります。一般的な鍼、さする鍼、押す鍼 と同時に行うことが出来るので鍼とお灸の相乗効果が望めます。

棒状に固められた(着火した)もぐさを 冷えがある患部に当てます。冷え性の子供から大人まで人気があります。